縮毛矯正の原理と仕組み
くせ毛の方にとっては救世主?多くの方が初めて行った時に感動した経験があるという「縮毛矯正」(私も感動しました)。
ではこの縮毛矯正はどのような原理で、クセ毛が真っすぐに、ストレートになるのでしょうか?
縮毛矯正でくせ毛がストレートになる原理 | |
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まず、縮毛矯正といってもいまでは多くの種類があり、使用する薬剤や、アイロンを使用する場合と使用しない場合など、若干行う手順は違いますが、原理はほぼ同じです。
クセ毛の髪の毛は、多くの場合表面が凸凹しており、その凸凹を薬剤を使用して溶かし(同時にキューティクルもなくなってしまいます)、高熱のアイロン(ドライヤー)によって固定、別の薬剤で髪の毛の表面をコーティングするのが、「縮毛矯正」です。
難しく専門的にいうと、クセ毛の人は髪の毛の内部の「シスチン結合」というものが不均一になっているので、これを一度切断し、真っすぐな状態で再び結合させ、高熱(160~180℃)によって固定させるのです。
こうすることによって、くせ毛が見事に「ストレート」になるのですね。
また一般的に、ヘアアイロンを使用するほうが頑固なくせ毛もストレートにすることが可能で、ヘアアイロンを使用せずドライヤーを使用する場合は自然な仕上がりにすることができるといわれていますが、このあたりは美容師の技術によって変わってきますので一概にはいえません。
以上のことから、一度縮毛矯正を行った髪の毛は半永久的に真っすぐストレートになりますが、これから生えてくる髪の毛までストレートになるわけではなく、また縮毛矯正を行えば、髪の毛がダメージを受けることは間違いありませんので、縮毛矯正を受ける方はそのことを理解し、受けなければなりません。
縮毛矯正の関連情報 | |
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